● 利用する人に役立つ翻訳をしていきたい。
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翻訳者になってから、どんなものを訳しているのですが?
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三宮
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車の部品や半導体などの説明書やパンフレット、コンピュータのマニュアルなどを訳すのが主な仕事です。やはり、産業翻訳ですので、技術系のものがほとんどですね。また、インターネットのホームページを見ると,英語と日本語の2ヶ国語で提供されているものがあるでしょう。そういったものも手がけることがあります。英語のホームパージを日本語に訳すのです。
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産業翻訳は専門用語が頻繁に出てくるので、たいへんではありませんか。
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三宮
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そうですね。何度もやっていると専門用語も理解できますが、最初は苦労しました。英語自体はそれほどむずかしくないのですが、専門用語を理解していないと…。そのためには、技術的なことを理解しなくてはなりません。そして、それには英和辞典で調べるだけでなく、その分野にくわしい人にたずねてみたり、たとえば、車の部品に関係することなら、実際に車のボンネットを開けて観察したり…。
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ただ机に向かっていればいいというわけではないんですね。
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三宮
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ええ。ただ、ずっと椅子にすわって英語を読み、それを訳して日本語で書くという作業が主体ですから、デスクワークに耐えられない人は翻訳者には向いていないかもしれませんが…。幸い私は、デスクに向かってじっくり取り組む仕事が性に合っていると思います。ただ、いずれにしても、翻訳者という職業に経歴とか学歴とかはあまり関係ないような気がします。とにかく実力がいちばん優先されるのでは。といっても英語の実力だけではダメかもしれません。やはり日本語の文章力も必要とされる仕事だと実感しています。
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どんなときにやりがいを感じていますか?
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三宮
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ひとつの仕事が終わり、自分なりに「うまく書けたな」と思えるときです。もちろん、自己満足ではいけないのですが…。やはり、クライアント(依頼者)が満足しなければ翻訳者としては失格かもしれません。たとえば、何かのパンフレットならその製品のことがよくわかり、それを見たお客さんが「これだったら買ってみたい」と思ってくれるような翻訳をしたいと、いつも思っているんです。
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